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パンテーンリコールの対象製品は?ドライシャンプーの返金手続きを解説

経営リスクナビ編集部

お持ちのパンテーンドライシャンプーがリコールの対象ではないか、ご心配な方もいらっしゃるでしょう。対象製品だった場合の対応方法や、健康への影響について正確な情報が求められます。この記事では、P&Gの公式発表に基づき、リコール対象製品の特定方法、自主回収の理由、そして正しい返金手続きの流れを分かりやすく解説します。

リコール対象の製品情報

対象製品名とJANコード

P&Gジャパンが自主回収を発表したのは、エアゾール缶タイプのドライシャンプーです。対象製品の詳細は以下の通りです。

対象製品の概要
  • 製品名: パンテーンミラクルズ ボリュームドライシャンプー
  • 販売名: パンテーンプロブイミラクルズボリュームDS
  • JANコード: 4902430339506
  • 対象販売期間の目安: 2020年4月~2021年12月頃

この製品は米国で製造された輸入品で、JANコード「4902430339506」を手がかりに流通在庫の特定や購入者への告知が行われています。企業がリコール対応を行う際、このようにJANコードで対象製品を明確に特定し、流通網全体へ正確な情報を周知することが、迅速な回収の鍵となります。

対象製造番号の確認方法

製品が回収対象であるかを最終的に判断するには、製品本体の缶の底面に印字された製造番号を確認する必要があります。同じ製品名でも、製造ロットによって成分が異なる場合があるためです。

回収対象の製造番号
  • 9322144504
  • 9323144504
  • 0043144504
  • 0148144504
  • 0149144504

確認時には、製品の外箱に記載されている番号と缶底の番号を混同しないよう注意が必要です。本来回収すべき製品を見逃すリスクを避けるため、P&Gジャパンは必ず缶底の番号を直接確認するよう呼びかけています。

自主回収の原因と安全性

原因は微量のベンゼン検出

今回の自主回収は、製品からごく微量のベンゼンが検出されたことが直接の原因です。ベンゼンは製品の成分として意図的に配合されたものではなく、エアゾール製品の噴射剤に由来するものと調査で判明しました。

ベンゼンは、労働安全衛生法でも厳しく管理される化学物質で、引火性が高く、発がん性も指摘されています。米国で製造された一部のロットでこのベンゼンが予期せず混入したことを受け、日本国内で販売された同一工場製造品についても調査した結果、同様に検出が確認されたため、迅速な自主回収が決定されました。

P&Gの公式見解と健康への影響

P&Gジャパンは、今回検出されたベンゼンはごく微量であり、通常の製品使用の範囲で健康被害が生じることはないとの公式見解を発表しています。この見解は、米国環境保護庁の基準などを基にした科学的な安全性評価に基づいています。

ベンゼンはWHO(世界保健機関)により発がん性物質に分類されていますが、自然環境にも広く存在し、私たちは日常生活で微量に接触しています。製品からのばく露量はそのレベルを超えないと評価されています。したがって、今回の自主回収は健康被害の可能性が極めて低い状況下で、万全を期すための予防的措置として実施されるものです。

リコール対象外の製品は継続使用しても問題ない?

はい、今回指定された製造番号以外のパンテーン製品については、継続して使用しても安全性に問題はありません。ベンゼンの混入は、米国の特定の工場で製造された一部のロットに限定された問題であることが確認されています。

したがって、回収対象に該当しない製品をお持ちの場合は、これまで通り安心してご使用いただけます。

返金・交換の公式手続き

手続きの全体的な流れ

返金手続きは、消費者の負担を減らすため、オンライン申請と郵送で完結する仕組みになっています。店舗への直接の持ち込みは受け付けていません。具体的な手順は以下の通りです。

返金手続きのステップ
  1. 手元の製品の缶底を見て、対象の製造番号か確認する。
  2. 専用のウェブフォームにアクセスし、氏名・住所・製造番号などを入力して申請する。
  3. 後日、P&Gから製品返送用の専用資材が郵送で届く。
  4. 対象製品を返送用資材に入れて、メーカーの回収窓口へ郵送する。
  5. メーカー側で現物確認が完了次第、製品代金相当のクオカードが送付される。

この流れにより、メーカーは確実に現物を回収でき、消費者は費用を負担することなく円滑に返金を受けられます。

専用窓口への連絡方法

返金手続きは、原則としてP&Gが設置した専用のウェブフォームから申請します。パソコンやスマートフォンから24時間いつでもアクセス可能です。フォームには氏名、住所、連絡先、製品の製造番号などを正確に入力してください。

ウェブフォームからの申請が基本ですが、操作が難しい場合や不明な点がある場合は、後述する電話窓口で相談することもできます。ただし、手続きを最もスムーズに進めるためには、ウェブフォームの利用が推奨されています。

製品送付と返金までの目安

消費者が製品を返送してから返金(クオカードの送付)が行われるまで、約3週間から4週間が目安とされています。これは、全国から集まる多数の製品を一つずつ検品し、申請内容と照合する作業に時間を要するためです。

返金は現金ではなく、対象製品1個につき1,500円分のクオカードが簡易書留で送付される形式です。回収対象が約18万本と大規模なため、時期によっては目安より時間がかかる可能性もあります。

開封済み・使用途中の製品も返金対象になる?

はい、開封済みや使用途中の製品であっても、製造番号が対象であればすべて返金対象となります。今回の自主回収は、製品の残量に関わらず、対象となるロットを市場からすべて回収することを目的としているためです。

対象製品をお持ちの場合は、ただちに使用を中止し、中身を廃棄したりせず、そのままの状態で返送手続きを進めてください。

本件に関する公式問合せ先

P&G 特設お客様相談室の連絡先

本件に関する問い合わせや相談のために、P&Gは特設の電話窓口「パンテーン自主回収係」を設置しています。専門の担当者が対応します。

特設窓口の連絡先
  • 窓口名: パンテーン自主回収係(P&Gお客様相談室内)
  • 電話番号: 0120-330-812 (フリーダイヤル)

この窓口では、手続き方法の確認やウェブフォームの入力に関する質問などを受け付けています。

受付時間と問い合わせ時の注意点

特設電話窓口の受付時間は、平日の日中に限られています。問い合わせの際はご注意ください。

曜日 受付時間
月曜日~金曜日 9:15~17:00
土日・祝日 受付時間外
電話窓口の受付時間

電話をかける際は、手元に対象製品を準備し、缶底の製造番号をすぐに伝えられるようにしておくと、やり取りがスムーズです。また、手続きの申請自体は、24時間受付可能な専用ウェブフォームの利用が便利です。

まとめ:パンテーンリコールの対象確認と公式な返金手続き

本記事では、パンテーンのドライシャンプー自主回収について、対象製品の確認方法から返金手続きまでを解説しました。まずはお手元の製品の缶底に記載された製造番号を確認し、回収対象であるかをご確認ください。検出されたベンゼンは微量で、健康被害の可能性は極めて低いとされていますが、対象製品の場合は直ちに使用を中止し、公式手続きを進めましょう。返金は店舗への持ち込みではなく、専用のウェブフォームからの申請が基本となります。不明な点があれば、P&Gが設置した特設の電話窓口へ問い合わせることが重要です。公式発表に基づき、落ち着いて対応してください。


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