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405事業改正の要点|通常枠と中小版GL枠の適用条件を確認

経営リスクナビ編集部

405事業(経営改善計画策定支援事業)の案内を金融機関から受け、借入金返済や資金繰りの不安が強まる中で「自社が使える制度なのか」「使うと何が変わるのか」を短時間で整理したい場面が増えています。改定の切替日はメニューによって異なり、特に令和8年5月1日以降の申請では数値基準や金融支援要件の捉え方が変わるため、前提を取り違えると手戻りや追加説明の負担が出やすくなります。放置すると、通常枠/中小版GL枠やVアップ事業の位置づけを曖昧にしたまま協議が進み、金融機関や認定支援機関との合意形成に時間がかかり得ます。以下では、制度選択の判断材料として改定の要点と実務上の使い分けを示します。

405事業改正の全体像

405事業の正式名称と目的

405事業の正式名称は経営改善計画策定支援事業であり、資金繰り悪化や借入返済負担の増大などの局面で、外部専門家の支援を受けながら実現可能性のある改善計画を作り、金融機関との合意形成まで進める「事業再生ストラクチャー(再生の枠組み)」として運用されます。単なる返済猶予(リスケジュール)を得ることが目的ではなく、計画に基づく実行と検証のサイクルを回し、金融機関から見た債務者区分(いわゆる「正常先」「要注意先」等)で不利になりやすい状態からの立て直しに資する点が制度の中核です。

また、近年は新型コロナ対応の特別貸付や公租公課の猶予等によって「当面の延命はできたが、抜本支援の要否判断が先送りされている事業者」を放置しないことが実務上の課題とされています。このため、計画は「先送りのための書面」ではなく、返済負担の軽減と収益構造の改善を同時に進める工程表として組み立てる必要があります。

令和8年改定の適用日と対象

令和8年改定は、同じ「計画策定支援」でもメニューにより切替日が異なります。適用日の違いを取り違えると、求められる様式・数値基準・金融支援要件が変わり、申請の出し直しや同意取得のやり直しにつながり得ます。

適用開始日の整理(本文で扱う範囲)
  • 早期経営改善計画策定支援事業(Vアップ事業)のうち金融機関以外の専門家が支援する類型は令和8年3月31日以降の申請から新要件です。
  • 405事業の通常枠および金融機関が支援する早期経営改善計画策定支援事業は令和8年5月1日以降の申請から新要件です。

改定の狙いは、条件変更の常態化を防ぎ、早期の実態把握と再生規律を強めることにあります。特に、銀行実務では債務者区分が「要注意先」以下になると新規融資の検討が難しくなり、回収優先の発想が強まると整理されています。その前に、資金繰りの実態と収益改善策を計画として可視化し、金融機関の判断材料を揃えることが重要です。

405事業とVアップ事業の違い

Vアップ事業との関係を整理

Vアップ事業(早期経営改善計画策定支援事業)は、405事業よりも「早い段階」での点検・改善に寄せた制度として位置づけられます。実務上の分かれ目は、返済条件変更(元金据置・返済額軽減等)を前提とするか、それとも「返済は継続しつつ、早期に課題を見える化して改善するか」です。

また、金融機関側の与信判断は、元利金支払の確度が高いとされる「正常先」では比較的前向きになりやすい一方、「要注意先」以下では新規融資が難しくなる、という考え方が一般に共有されています。したがって、正常返済が可能なうちにVアップ事業で課題を棚卸しし、必要があれば405事業に移る、という段取りは金融機関対話の観点でも合理的です。

通常枠と中小版GL枠を比較

405事業は、通常枠に加え、利害調整や抜本再生を伴う局面に対応する中小版GL(ガイドライン)枠が想定されます。ここでいうGLは、私的整理(裁判外での債務整理)を含む再生局面の規律を意識した枠組みとして扱われます。

観点 通常枠 中小版GL枠
想定する局面 単一または少数の金融機関との条件変更を軸に、収益改善で立て直す局面です。 複数債権者の調整や、過大債務の整理を含む抜本再生(または円滑な廃業)を視野に入れる局面です。
求められやすい整理の深さ 返済条件変更と経営改善の実行で、再生の道筋を付けます。 債務免除や債務の株式化等を含む私的整理が必要になり得ます。
専門家関与のイメージ 認定支援機関が中心となり計画策定・金融機関調整を支援します。 弁護士・公認会計士等を含むチームでの関与や、より厳密な調査が必要になり得ます。
費用補助上限(元記事の前提) 合計最大300万円です。 合計最大700万円です。
通常枠と中小版GL枠(実務上の使い分け)

正常返済中でも405事業ではなくVアップ事業を先に検討すべき会社の見分け方

正常返済中の会社がまず検討すべきは、返済条件変更に踏み込む前に「資金繰りと収益構造の弱点を見える化できるか」です。金融機関の自己査定の文脈では、元利金の支払が債務不履行になる可能性が低い債務者は「正常先」とされ、新規融資にも比較的積極的になりやすい一方、区分が悪化すると新規融資の検討が難しくなると整理されています。よって、信用が保たれている段階でVアップ事業を使い、改善の仮説と数字を揃えることは、選択肢を狭めにくい進め方です。

Vアップ事業を先に置きやすい典型パターン
  • 返済条件変更を要請するほどの資金繰り逼迫ではなく、課題は売上・粗利・固定費の構造にある場合です。
  • 月次試算表や資金繰り表の精度が低く、まず「現状把握の仕組み」を整える必要がある場合です。
  • 金融機関の見立てで「要注意先」以下に落ちる前に、経営改善の説明可能性を高めたい場合です。
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405事業の利用要件

通常枠の対象企業と金融支援

通常枠は、財務上の課題があり、自力での計画作成が難しい中小事業者で、かつ金融機関の金融支援(主に条件変更)が見込まれる場合に使われます。令和8年5月1日以降の新要件では、計画の「出口」をより明確にする観点から、数値基準と金融支援の位置づけが整理されています。

通常枠で本文上押さえるべき数値基準(令和8年5月1日以降)
  • 原則として概ね3年以内の経常黒字化が必要です。
  • 原則として概ね5年以内の実質的な債務超過解消が必要です。
  • 有利子負債対キャッシュフロー比率(いわゆる倍率)が10倍以内となる計画が求められます。

金融支援の面では、計画の中核が条件変更(返済猶予・返済額軽減等)に置かれていることが重要です。借換や新規融資を組み合わせること自体は実務上あり得ますが、「借換や新規融資だけで完結する」設計は、通常枠の趣旨(返済条件変更を含む再建)から外れると判断されやすくなります。

中小版GL枠の対象企業と要件

中小版GL枠は、通常枠の枠内では収まりにくい高度な事業再生や、状況によっては円滑な廃業まで視野に入れる事業者を対象とします。過大債務の解消や、複数債権者間の調整が必要なケースなど、より強い利害調整を伴う局面を想定します。

また、再チャレンジ(経営者の再スタート)を含む局面では、保証債務の整理の考え方が重要になります。保証債務の整理については、「破産手続または再生手続による整理を除く」整理の考え方が注記として示されており、法的整理とは異なるルールでの整理(私的整理の規律)を意識して手続設計することになります。

さらに、過去に405事業を利用した企業は原則再利用が難しい一方、外部環境の急変など合理的理由がある場合や、抜本的な手続へ移行する場合に例外が議論され得る点は、金融機関調整の前提として押さえておくべきです。

条件変更・借換・新規融資が混在するとき、どの金融支援なら通常枠の対象になりやすいか

混在案件では、通常枠の趣旨に照らし、条件変更が計画の主軸であることを説明できるかが重要です。条件変更の対象債務が薄いのに借換・新規融資が中心だと、「資金調達のための計画」に見えやすく、金融支援要件の観点で詰められやすくなります。

混在案件で通常枠に寄せる整理の考え方
  • 返済条件変更(元金据置・返済額軽減等)を資金繰り安定化の中核に置き、借換・新規融資は補完策として位置づけます。
  • 有利子負債対キャッシュフロー比率10倍以内など、求められる指標に対して各支援策がどう効くかを数値で説明します。
  • 銀行の自己査定の目線では「要注意先」以下では新規融資が難しくなるため、回収不安を下げる材料(収益改善と管理体制)を計画に入れます。

経営改善計画策定支援の進め方

申請から計画策定までの流れ

手続は、相談から申請、計画作成、金融機関同意、費用支払申請へ進みます。窓口となるのは認定経営革新等支援機関と中小企業活性化協議会で、金融機関の関与(特にメイン行の温度感)が進行速度を左右します。

実務フロー(相談〜同意取得〜支払申請)
  1. 認定経営革新等支援機関に相談し、財務状況と制度適合性を初期診断します。
  2. メインバンク等の主要金融機関に計画策定の意向を共有し、事前確認書面の取得を目指します。
  3. 認定支援機関と連名で中小企業活性化協議会へ利用申請書を提出します。
  4. 承認後に現状分析と計画(損益・資金繰り・アクション)を具体化し、必要に応じて調査を実施します。
  5. 計画案を取引金融機関へ提示し、バンクミーティング等を通じて書面同意を取得します。
  6. 同意取得後に協議会へ費用の支払申請を行い、補助金交付を受けます。

なお、令和8年5月1日以降に申請する通常枠は新要件となるため、相談開始が改定前でも「申請日」基準で様式・基準が切り替わる点に注意が必要です。

必要資料と関与主体の役割

必要資料は、財務・税務・借入・資金繰りを一体で示すものが中心で、金融機関が求める「自己査定の前提となる事実関係」を崩さないことが重要です。特に、法人と経営者の分離(会社資金の私的流用がないこと等)は、再生局面での信頼性に直結します。

主要な必要資料(例)
  • 直近3期分の確定申告書・決算書・勘定科目内訳明細書です。
  • 履歴事項全部証明書と、借入金一覧表・返済予定表です。
  • 直近の試算表と、月次の資金繰り実績・見通し資料です。
関与主体の役割分担(最低限)
  • 経営者は事業実態の開示と、改善施策の実行責任(いつ何をやるか)を担います。
  • 認定経営革新等支援機関は財務分析、計画策定、金融機関調整の実務を主導します。
  • 金融機関は計画の実現可能性を検証し、条件変更等の金融支援とモニタリングの枠組みを判断します。
  • 中小企業活性化協議会は提出計画の妥当性を審査し、公的補助の可否判断を行います。

初回相談前に社内で揃えるべき3期分資料と、社長・経理・顧問税理士の役割分担

初回相談を短時間で有効にするには、「3期比較で何が悪化したか」を説明できる状態にしておくことが重要です。金融機関が重視するのは、単年度の赤字黒字だけでなく、継続的に改善できる管理体制があるかどうかです。

初回相談前に揃えるべき3期分資料(社内で用意するもの)
  • 直近3期分の決算書と勘定科目内訳書です。
  • 直近の月次試算表と、資金繰り実績表(可能なら直近まで更新済み)です。
  • 金融機関別の借入残高一覧と返済予定表です。
役割分担(社長・経理・顧問税理士)
  • 社長は売上・粗利・固定費の構造課題と、改善アクション(値上げ、販路、撤退等)の優先順位を説明します。
  • 経理は試算表・資金繰りの基礎データの整合(残高、科目、期ズレ)を担保します。
  • 顧問税理士は決算の前提(棚卸、売上計上、役員貸付金等)と税務論点を整理し、認定支援機関へ引継ぎます。
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405事業の費用と伴走支援

補助率と自己負担額の目安

補助率は原則2/3、自己負担は原則1/3です。費用は「計画策定」と「伴走支援」に分かれ、枠ごとに補助上限が整理されています。

枠 費用区分 補助上限
通常枠 計画策定支援費用 200万円
通常枠 伴走支援費用(3年間) 100万円
通常枠 合計 最大300万円
中小版GL枠 調査費用 300万円
中小版GL枠 計画策定 300万円
中小版GL枠 伴走支援 100万円
中小版GL枠 合計 最大700万円
費用区分と補助上限(元記事の前提の整理)

また、経営者保証の解除を目指して弁護士等と金融機関交渉を行う場合、金融機関交渉費用として10万円が上限に加算される取り扱いがあります。費用見積は、企業規模や負債構造、関係金融機関数によって振れ幅が出るため、申請前に「どこまでが補助対象か」を支援機関とすり合わせることが重要です。

伴走支援3年間の進め方

伴走支援は原則として3年間行われ、計画の形骸化を防ぐためのモニタリング工程です。運用としては、決算・中間決算など節目での確認を積み上げ、未達の原因を「数字」と「現場」の両面から特定し、施策の修正まで落とし込みます。

伴走支援で行う作業の典型
  • 計画値(損益・資金繰り)と実績の差異分析を行い、未達要因を分解します。
  • 価格・数量・原価・固定費など、原因に応じた打ち手を追加または入替します。
  • 進捗をレポート化し、金融機関と中小企業活性化協議会へ定期報告します。

ガバナンス体制で見られる点

令和8年改定後は、数字だけでなくガバナンス(統治)と管理体制が計画の実現可能性としてより強く見られます。特に、法人と経営者の分離ができていることは、再生局面の資格要件としても言及されており、私的流用や不透明な資金移動があると、金融支援の前提が崩れます。

ガバナンスで確認されやすい実務ポイント
  • 法人と経営者の資金分離ができており、役員貸付・役員借入等が実態に沿って整理されていることです。
  • 月次の試算表と資金繰り表が作成され、意思決定に使われていることです。
  • 売上・在庫・工事進行などの計上基準が一定で、説明可能であることです。

内部統制という言葉に抵抗がある場合でも、「誰が、いつ、何を承認し、数字がどう作られるか」を説明できる状態に整えることが、金融機関の安心材料になります。

405事業の留意点と代替手段

利用が難しいケースと代替の方向

通常枠は、原則として概ね3年以内の経常黒字化、概ね5年以内の実質債務超過解消、有利子負債対キャッシュフロー比率10倍以内を満たす道筋が求められるため、これが見通せないケースでは利用が難しくなります。加えて、銀行実務の文脈では、実質債務超過に陥り延滞があるなど「最終回収に重大な懸念がある」状態や、長期延滞で再建見通しがない状態が類型として説明されており、こうした局面では、通常枠の延長ではなく手続の格上げが検討されやすいです。

通常枠が難しいときの代替の考え方
  • 早期段階ならVアップ事業で点検し、悪化前に改善の仮説検証を進めます。
  • 抜本再生や利害調整が必要なら中小版GL枠への移行を検討します。
  • 事業継続が困難なら、保証債務の整理を含む再チャレンジの方向(私的整理の規律)を検討します。

業種別の活用イメージをつかむ

業種別の資金循環の違いを押さえると、計画の説得力が上がります。例えば、建設業は工事の進行と入金のタイミングがずれやすく、製造業は在庫・原材料価格の影響が大きいという前提があります。

また、制度利用の前提となる「中小企業」の範囲は、実務で誤解が起きやすいため、目安として整理しておくと金融機関との会話が速くなります。

業種 資本金 従業員
製造業 3億円以下 300人以下
卸売業 1億円以下 100人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下
医療法人等 (資本金の概念なし) 300人以下
中小企業の範囲

保証制度と経営者保証の関係

405事業で計画を整えることは、信用保証協会の保証付き融資などの信用補完や、経営者保証の見直し議論と接続しやすい実務的メリットがあります。特に、法人と経営者の分離、財務の透明性、管理体制の整備は、経営者保証に関するガイドラインの考え方とも整合し、保証解除・限定の交渉材料になります。

また、通常枠やVアップ事業で経営者保証の解除を目指し、弁護士等と金融機関交渉を行う場合、専門家への委託に関する加算(上限10万円)が用意されているため、計画策定と保証見直しを一体で進める設計が取りやすくなっています。

よくある質問

405事業の相談はどこにすればよいですか

相談窓口は、次の順で考えると実務が進みやすいです。

相談先の候補と役割
  • メインバンクなど取引金融機関は、金融支援(条件変更等)の見立てを含めて初期の方向性を確認しやすいです。
  • 顧問税理士は、3期比較や決算の前提、科目の実態(役員貸付等)を整理する起点になります。
  • 中小企業活性化協議会は、中立的な立場で状況に応じた支援メニュー案内や専門家の紹介を行います。
  • 認定経営革新等支援機関は、計画策定と金融機関調整を担う実務者として早期に関与させると効率的です。

赤字や債務超過でも405事業を利用できますか

赤字や債務超過でも利用は可能ですが、通常枠では、計画として概ね3年以内の経常黒字化と概ね5年以内の実質債務超過解消、および有利子負債対キャッシュフロー比率10倍以内を示すことが求められます。現状が重く、これらの道筋が立ちにくい場合は、中小版GL枠など、より抜本的な手続を前提にした枠組みで検討することになります。

過去に405事業を使っていても再利用できますか

過去に405事業を利用した企業は原則として再利用が難しい運用です。一方で、感染症拡大、災害、取引先破たんなど外部要因による急変といった合理的理由がある場合や、通常枠ではなく中小版GL枠で抜本再生・円滑な廃業を進める場合には、例外的に検討余地が生じ得ます。過去利用の有無と、その後の計画完了状況は、初期相談の段階で必ず共有しておくべき情報です。

改定前に進めた相談はいつ新要件に切り替わりますか

相談開始が改定前でも、適用開始日以降に中小企業活性化協議会へ利用申請を行う場合は新要件になります。

申請日基準での切替(本文で扱う範囲)
  • 通常枠および金融機関が支援するVアップ事業は令和8年5月1日以降の申請から新要件です。
  • 金融機関以外の専門家が支援するVアップ事業は令和8年3月31日以降の申請から新要件です。

申請日によって、求められる数値基準(例: 3年黒字化、5年債務超過解消、倍率10倍以内)や提出書類の作り方が変わるため、認定支援機関と協議会の双方に「どの類型で、どの日付基準で進めるか」を確認してから作業に入れると手戻りを抑えられます。

405事業への対応で次にすべきこと

令和8年5月1日以降の申請かどうかで、通常枠の数値基準(概ね3年以内の経常黒字化、概ね5年以内の実質債務超過解消、倍率10倍以内)や金融支援の位置づけをどう示すかが変わるため、まずは「申請日基準」と利用メニューを確定させることが重要です。次に、返済条件変更を主軸に置く通常枠なのか、早期点検のVアップ事業なのか、利害調整を伴う中小版GL枠なのかを、資金繰り状況と関係金融機関数の実態に沿って整理します。準備段階では、直近3期分の決算書等と資金繰り実績・見通しを揃え、法人と経営者の分離や月次管理などガバナンス面の説明可能性も点検しておくと、協議が進みやすくなります。相談先は、取引金融機関・顧問税理士・認定支援機関・中小企業活性化協議会の役割を踏まえて分担し、費用面(原則2/3補助、通常枠合計最大300万円、中小版GL枠合計最大700万円)も含めて見通しを立てます。個別の適否や手続設計は事情で結論が変わるため、早い段階で関係者に事実関係を共有し、専門家とすり合わせながら進めることが無難です。



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